カケルンブログ ~繊細さんの山あるき

HSS型HSPという繊細気質な僕と山あるきの記録

revenge to 皇海山!本気モードでクラシックルートを日帰り10時間切り!

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みなさん、こんにちは!

山川カケルです。

 

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記事を起こすのにだいぶ時間が経ってしまいましたが…6月25日(日)にチャレンジしてきました、Revenge to 皇海山の登山レポートです。

 

最近、よく山に登った話をすると「1人で怖くないんですか?」とか、「何目指してんの?」みたいなこと言われるんだけど、1人の山行が怖いと思った事はあんまなく…むしろ新しい冒険にワクワクするし、目指してるのはいつも頂上です(笑)

少し深掘りしてみると、山の全体像は山を遠くから見ることで認識できますが、その内容までは登ってみないとわからないですよね。

そして頂上から景色を俯瞰したときに、初めてその山の全容がリアルに見えてくるんじゃないかと思ってます。

これって人生でも仕事でも同じことが言えて、行動した人、体験した人でないと、リアルに語れないわけで…僕が頂上を目指す理由は、多分そこにあるんじゃないかなぁ…なんて思ってます。

 

さらに登るメリットを個人的な視点でいくつか挙げさせていただくとですね。

①自己肯定感が上がる!

やっぱあの山を越えてきた自分はすげえなとか、やるじゃんとか、そんなふうに思っちゃいますよね。

②ストレス解消に最適!

特に1人で絶景を堪能しながら尾根歩きなんかするとめちゃくちゃ開放的になるし、1人山頂からの180度パノラマ絶景とか非日常すぎで浪漫が溢れまくりだと思いません?

③健康を促進し、アンチエイジングにつながる!

登山・トレランで心身を鍛える事は、これ以上にない最高のトレーニングであると思ってます。

まず足腰が鍛えられて、バランス感覚、体幹も同時に鍛えられます。

重たいザックを背負えば必然的に、全身スクワット以上の効果も期待でき、バキバキとはいかないまでも生活に必要な健康的な体を手に入れることができます。

他にも色々とあるんですけど、大きな柱としてはこんなところでしょうか。

 

生きていく上で、「心と体」この2つを登山、トレランでバランスよく鍛えることで、より人生が楽しく充実したものになると確信しています。

 

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さて、前置きが長くなりましたが、ここからが本編です。

3時起床。3時42分自宅を出発、銀山平登山口を目指します。

本日の行動色はいつもの羊羹(セブンイレブンの3種類) +弁当持参で道は空いていてというか山道なので、もともと空いているんですが…車で運転して行くルートとしては、かなり危険を伴う峠で、登山前から集中力を消費します。

集中力も有限ではありませんので、とは、言っても、あくまで体感になるのですが、切らさないように休むなり、必要以上に集中力を要する作業は事故防止のためにも控えて行かないとですね。

 

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5時47分銀山平登山口駐車場到着。

この時間で既に第一駐車場は満車状態。

皆さんめちゃくちゃ早い…いつもですとトレランスタイルのハイドレーションと貴重品、タオルぐらいしか持たないのですが、気温が上がってきていると言うこともあり、水分はハイドレーションに各500ミリリットル、ザックに2リットルの合計3リットルを持っての出発です。

それに弁当、行動食、頭痛薬、こむら返りの薬、テーピング、熊鈴、ヘッドライト、エマージェンシート、かっぱの以上が、ザックの中身です。

 

スタート地点で、インスタのストーリーもあげたし、それでは張り切って出発です!

 

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一の鳥居までは、小さな滝がいくつも点在し、フラットな平地を約5キロ進みます。

通常ですと走れるトレランポイントではありますが、ストレッチ、セルフマッサージも充分ではありませんでしたので、特に腸腰筋ハムストリングスあたりをセルフマッサージしながら、体を温めつつ足を温めつつウォーキングで進みます。

一の鳥居を過ぎると、沢沿いに庚申山を目指して登山道を登ります。途中に鏡岩、仁王門等があり、エンターテインメントに富んだ、なかなか飽きさせない登山道です。

この辺で前回との体の感じが全然違うことに気づきます。軽い!そういえば、前回の登山は2週間もジム活を休んでいたので、心拍数爆上がり&関節の負担(特に膝)が随所に見られて、おっかなびっくりでしたが、まぁまぁ軽い♪やはり運動習慣は必須ですよね。

 

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味わい深い吊り橋×4、庚申草をひとしきり満喫した後は8時40分庚申山登頂。

庚申山の頂上は、林間の中にあるため特に絶景が見えると言うこともなく少し地味ですが、それでもここまでは結構な距離がありますので庚申草や、梯子、鎖場、ロープ、崖など、上級と言われる登山道を存分に体験できることを考えると、日帰りなら、ここまででも充分楽しめると思います。

◻︎ただ、この先の薬師岳あたりから皇海山を遠くから眺めることができるので、オススメは薬師岳と鋸山あたりまで進んで折り返して庚申七滝を見て帰るというのが日帰りルートではおすすめです。

 

それにしても、てんくらAのはずが、ガスってて何にも見えなくて残念。


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9時30分、薬師岳を通過して、前回断念した地点まで到達。

ここまでのペースはまあまあなんじゃないかと…

携帯のバッテリーの残量も70%と、まずまずあります。そして、この辺から少し晴れ間が見えてきた☀️

さて、鋸山ですが前回も少しお伝えしましたが、めちゃくちゃ危険です!「が」、楽しい…鎖場あり、ロープあり、梯子ありさらにはロープのないような箇所も断崖を登っていくクライムが体験できます。

🔺登山用ヘルメットは必須ですね。必ずご持参いただくほうがよろしいかと思います。

登りはまぁまぁ何とか登っていけますが、降りは少々厳しいのでyamapなどを参考にして、女山のルートを迂回して帰るのをおすすめします。

鋸山頂上手前に剣ノ山と言う尖った剣先のような絶壁の頂上がありまして、頂上の足場は人が3、4人立てればいい位のスペースがあるのですが、天気の良い日は、かなりの絶景になると思うので、怖さを克服できる方はぜひチャレンジしてみて下さい。

そして、いよいよ鋸山登頂、頂上付近には、すでにたくさんの先客がいらっしゃったので、そのままとどまることなく先を急ぎます。写真撮影は帰りにでも…

 

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鋸山から、皇海山までの下りもまぁまぁの傾斜でロープをつたって降りて行きます。

皇海山への登りは鋸山に比べると、そこそこ楽に感じてスイスイ登れます。ほどなくして、本日のラスボス、皇海山に登頂、時間は10時47分、約5時間での登頂でした。

頂上では、中国人のご一行さんがいきなり写真撮影を買って出てくださったので、遠慮なく数カット撮っていただきました。

また高級食材ライチもご馳走になり、ご満悦の表情の写真まで撮っていただきました(本当に陽気な方達で楽しい🎵)ライチって皮むいて食べるんですね!いやソルティーライチは結構飲むんですけどね-…無知ですみません。

頂上付近は先客で賑わっており、帰りのこともあるのでテーピングだけ貼り直して、早々に出発!中国人の皆さん、大変お世話になりました!

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再び鋸山へ!登りのクライムはまぁまぁ楽で、あっという間に鋸山頂上に…再度登頂。時間は11時32分です。

鋸山頂上より少し先に分岐があり右に向かうと女山(六林班峠)ルートへ、鋸山から薬師岳に向かうルートを降っていくリスクを考えると、女山から迂回するのはベストだと思いますが、とにかく距離が長い…そして登山道がやや荒れており、自分の背丈以上に大きく伸びた笹藪をかき分けながら進みます。

この辺で熊とばったり出くわしたりすると、かなり危険なのでまぁ、熊鈴は必須かなーなどと思っていたところ、遠くの笹藪からガサガサと音がしたと思ったら、黒い犬のようなシルエットの生物(小熊)か?籔の中に入っていくのを見かけると言う…この辺、正直、滑落だけ気をつければ、走れないこともないのですが、出会い頭のリスクを避けるためになるべくPowerウォークで進むことをお勧めいたします。

 

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13:59庚申山荘に到着。鋸山から2時間半かかってますので、結構な距離があります。

 

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庚申山荘からそのまま来た道を沢沿いに戻ります。

一の鳥居手前で右に迂回すると、庚申七滝があります。豪快な水しぶきを上げる七滝を見つめながら、もうすぐ終わる本日の冒険を振り返ります…

庚申七滝は銀山平登山口から5キロ程度、進んだ場所にあり、木造のレストスペースも用意されているので、お弁当を持参して、こちらでお召し上がりになるのもいいかと思います。

大迫力の七滝を見ながらの食事に、たっぷりマイナスイオンを浴びて日常の疲れを癒すのにも最高ですね!

 

15時27分、銀山平登山口到着。

記録はApple Watch計測で9時間39分、33.72キロメートル、獲得、標高2186メートルと言う結果でした。

 

最後に、6月17日、6月25日と、二週に渡って挑戦した皇海山クラシックルートですが、おかげさまで無事完走できました。いぇーい!!

 

snsを通して応援いただき誠にありがとうございました。

みなさんも是非、機会があれば皇海山クラシックルートに挑戦してみてくださいね。

 

最後までご視聴いただき有難う御座いました。

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yamap.com

 

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