カケルンブログ ~繊細さんの山あるき

HSS型HSPという繊細気質な僕と山あるきの記録

42歳リストラ・サラリーマン、はじめてのグループフィットネス「レスミルズプログラム」に挑戦!トレラン・登山へと続く過程のお話。

みなさま、お疲れ山です。

山を愛する48歳、山川×カケルこと、カケルンです。最近、ありがたいことにカケルンと呼んでいただくことがあり、嬉しい反面、おかしな感覚が?

 

名はそのものの体を表す。

カケルンという呼び名に無意識で反応している時、僕そのものの実態も変化しているということでしょうか。

実際のリアルの私をご存知の方はお分かりの通り、元々、自己主張の少ない性格の私が、トレラン、登山で世界を元気にすると声高らかに宣言している。

WEB上とはいえ、そんな大胆な発言をしている自分=カケルンが少しずつ交わる感覚。

「ジキルとハイド」のように、「妖狐鞍馬と南野秀一」のように、いい意味で、カケルンでいる時間が長ければ長いほどにどちらが実態だったのか曖昧になる。

 

あ、なんか凄い発見かも。

これってノーリスクで自分を劇的に変化させていく方法の一つになるのかも。

僕の場合、sns上では市川和道と本名を名乗り、顔出しもしている。

逃げも隠れもしません。

だからこそ、山川×カケルは市川和道であり、市川和道は山川×カケルである。

つまり表裏一体なのだ。

 

人格が720度変わる、一周回って、二周回ってはい!ごきげんよう

経験則ですが、人って極限の状態になると物凄い能力を発揮するんですよ!

それが、「開き直る」ということ。

20代の頃はこんな僕でも、ゆくゆくは会社の役員になってエリートコースを歩みたい。

そんな願望がありました。

30代に入って任されていた店舗が火事になるという経験をして、あえなく僕のエリートコース出世への道はそこからガラガラと崩れ落ちて行きまして…最終的にはリストラという結末を迎えるのですが、出世コースを外れてからの周囲の反応はとても冷たく、何というか永久戦犯という言葉がしっくりくる罪人級の扱いを受けたようにも思います。

そんな奈落の底に突き落とされるような経験をすると、エリート面した完璧主義(のつもり)、クソ真面目で融通の効かない性格も180度、いや、360度、いや、720度、もはや別人の域まで性格が変わっていきました。

ていうか、若いころの私ってほんと嫌な奴w

はじめは、運がなかったと人生悟り切ったような顔で腐っていた私でしたが、時間が経つにつれて他責思考だった私の考えは自責思考へと変わって行きました。

あの日、あの時に僕の性格…というか人生自体を大きく変えた出来事でしたが、いまでは本当に感謝しています。

その時に発揮したのが、開き直るという能力でした。

瀕死の状態から蘇ったサイヤ人の如く。

黄泉の淵から舞い戻ったフェニックス一輝のごとく。

シャボンディ諸島で大敗を喫しそこから2年後の時を経た麦わらの一味の如く。

(例えがすみませんジャンプ世代なもので…)

僕の人生はこの時が一番、変化を感じた瞬間だったと思います。

 

持論ですが、人が成長するって「変わる」ってことだと思うんですよね。

体が大きくなったとか、小さくなったとかって、芋虫が大きくなったとかそういうレベルで、そうではなく…

芋虫が蛹になり蝶になって、はるか上空から昔の自分の姿を見たら誰だって自分の成長を感じることが出来るはずですよね。

※もちろん小さかった体を筋トレで大きく成長させることを否定している訳ではなく、成長についてのひとつの例えだったり、持論であります。

ただ、この経験は自分史上、最悪に過酷で、一時期は精神が病み、精神科医で薬を処方してもらうなど、もー言葉にできないぐらいの経験もしましたが、でも今、生きてる!笑

生きてさえいれば、きっとこの先もたくさんいいことあるから、生きるだけで立派ですよね♪

~生きるさいこー♪

でさ、僕みたいに今とても辛い思いをしている人、悲しい思いをしている人、無理して乗り越える必要はぜ〜んぜんないです。

それよりも生きて!生きてるだけで立派です。

生きてれば必ず、今を切り開く何かが自分の中で生まれてきます。

辛いこと、壊れるぐらいの今なら逃げていいです。

 

とにかく生きて。

 

コホン。少し話が逸れましたが、名前を変えただけでリスク無しで人格というか、人となりを新しく構築し、その実態も変わっていけるならこんなにコスパのいい方法はないんじゃないかと。

まぁ、でも、何かを成し遂げた訳じゃあるまいしw大げさ過ぎ?

一つだけ言えるのは、カケルがこのブログやSNSをとおして発信していく世界観が自分にとって最高のもので、皆さんにとっても共感できた時には…改めて『改名最強説』を唱えるとしようか…

苦労や努力が美学とされるこの国において、苦しまなくても楽しく自分の人生を輝けるものにできる方法があるならば、それがいいよ。自分の人生なんだしさ。

 

さてさて、本題に

前回、レスミルズとの出会いのところまでお話しましたね。

何の気なし。その場の流れでスポーツジムに入会したカケルンでしたが、そこで出会ったのがレスミルズプログラムという、ニュージーランド発祥のグループワークアウトでした。

フロントの可愛らしいお姉さんから入会時に「山川さんにおすすめのプログラムがあります」と、まるでおススメのデザートを紹介する可愛らしいウエイトレスのような素敵な笑顔と、その案内に惹かれるという不純な動機でしたが、とりあえず興味はあったので、覗いてみることに…

ご存じの方も多いかもしれませんが、そこそこの規模のスポーツクラブには(エニタイムのような24時間無人みたいなスポーツクラブにはないかな…)スタジオというのが存在していて、そこでヨガやピラティスなどが会員向けに無料で受けられるというシステムがあったりなかったり。

当時の僕の感覚ですと、スポーツクラブというと重たいダンベルなどを持ち上げるフリーウエイトスペースや、ずらりと並んだトレッドミルぐらいかしかイメージありませんでしたが、ガラス張りを隔てたその先の一角(ちょうど学校の教室ぐらいのスペースかな?)に、タンクトップにハーパン姿の筋骨隆々のマッチョを中心にして40人ぐらいのいかにもフィットネスしてそうな会員さんたちが集団で、「ドンッ!ドンッ!ドン!ッ」という激しい重低音に合わせてバーベルエクササイズを規則正しく行っている。

真っ黒く日焼けした引き締まった肉体、響く重低音に、一定のタイミングでキューイングするインストラクター、笑顔でエクササイズに興じる会員さんたち。

パリピや…」と、その当時に思ったかどうか、そもそもパリピってその当時の言葉として世に存在していたのか?は定かではないが、とにかく運動歴0の自分の体にコンプレックもちの42歳は「これだ!」と新しい自分のライフワークになるかもしれない、はじめての体験にどれほど胸が躍ったか…

後日、レスミルズなどのスタジオプログラム(スタジオ内で事前に決められた予定表に従って行うプログラムのこと)は、予定表を確認してその時間前に整理券や並んだ順で参加する仕組みになっているんですが、「BODY PUMP」と呼ばれるバーベルエクササイズに参加することになったのですが…

 

レスミルズにはBODY PUMPの他に様々なプログラムがあり、人気のBODY COMBAT(格闘技の動きを取り入れたグループワークアウト)や、BODY ATTACK(エアロビクスベースのカーディオクラス、BODY JAM(最新の音楽をベースに取り入れたダンスプログラム)など、様々なジャンルに分かれたコンテンツを用意している。

 

その中で、当時は「マッチョになりたい!」「かっこよくなりたい!」と俗欲まるだし根性だった私が最初に選んだのが「BODY PUNMP」だった…(フロントの可愛らしいお姉さんにおすすめされたのも7割ぐらいあるけど、この時すでに最大の試練ははじまっていた。

BODY PUMPは45分~60分、ひたすら4分程度の曲が流れ終わるまでバーベルなどのエクササイズを繰り返すのですが、いや…いやいや…そのレップ数の多さ…

BODY PUMPでは、以下のようにプログラムが進みます。

1曲目 ウォーミングアップ(軽めの重りで全体を慣らす)

2曲目 下半身(主にスクワット・自重の場合もあります)

3曲目 チェスト・胸(軽めのバーベルでベンチプレスorプッシュアップ)

4曲目 バック・背中(主にデッドリフト・デッドロー)

5曲目 トライセップス上腕三頭筋(ディップス、エクステンションなど)

6曲目 バイセップス上腕二頭筋(ひたすらフロントカール…)

7曲目 下半身(主にランジ)

8曲目 ショルダー肩(各種レイズ、ショルダープレスなど)

9曲目 コア体幹(クランチ、プランクなど)

10曲目 クールダウン(ストレッチなど)

の順。懐かしのボンジョヴィやP!NKなど名曲に合わせて気持ち良く全身を鍛えることのできるプログラムだ。

特徴としては軽めのウエイトで高レップさせるので、パンプアップはするが、筋肥大はあまり望めないのが特徴です。

ウエイト(重り)はだいたい、5㎏、2.5kgのプレートを2㎏のバーで背負うので、12㎏~32㎏ぐらいのバーベルを背負ったり持ったりします。

 

フリーウエイトをやっている方からすると、重さ的に軽めの運動だと思われがちですが、問題はレップ数…

BODY PMPの1回あたりの平均レップ数は800~1,000回と言われており、これは一人でワークアウトした場合の約4倍上のレップ数になるとか…

 

で、BODY PUMP初体験はどうだったかというと…

気力でなんとか乗り切ったという感じ…

BODY PUMPには当然、女性の参加者も多数いる。というか筋肥大せずにシェイプアップさせるという特性上、女性の参加者の方が圧倒的に多いんですよ!

男としては、断然、負けてらないです!と、張り切ってみても体は正直です。

特にキツカッたのはバイセップス!!!腕が爆発するんじゃないかと思うぐらい、パンパンにはれあがった(パンプアップした)上腕二頭筋…時間が止まったのかと思うかの如く延々と続くカールの連続…当然、初心者の自分には難易度が高すぎて腕以外の反動を使うなどして、意地でなんとかやり終えました(もはやトレーニングではなく精神修行w)

※ちなみにパンプアップとは、トレーニング後に乳酸の影響で風船みたいに筋肉が一時的に膨らんだような状態になる現象のことを指します。

 

なんとか60分やり遂げた後は、ふらふらで(はじめた当初は本当にフラフラしてて、よく風呂場でこけたりしてましたw

意識がとびそうな体をひきずり、何とか車へと乗りこみますが、その時悲劇が…

 

ぎぃやあああああああああああああああああああぁああああああああああああああぁぁぁ

何と、パンプアップなどという経験をしたことのない、わたくしの両の腕はハンドルを平行にもつ位置まで上がらなくなっていました…

腕がまじで上がらない…(涙目

当時通っていたスポーツクラブから自宅までの距離は時間にして片道20分程度、何とか腕を太腿の上に乗せて、ハンドルの下の方を掴んで無事に帰宅…

 

僕の40代運動生活はまさに前途多難でした…

今では、BODY PUMPも慣れたもので、人並みぐらいには運動ができる体にもなりましたが、そこまでいくまでの過程はほんとお恥ずかしい限りで…

波乱の幕開けをお届けしたところで、きりよく今日はここまでということで…

 

つづく。

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